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一夜の夢物語

第3章 火をつけたのは…





きょ、杏寿郎…!
も、駄目…私、もう…


…っああっ!俺もだ!


杏寿郎も限界のようで、一気に絶頂へと向かう。
あまりの激しさには意識を保つのすら限界だった。


っ!愛している…!


はぁっぁ…私、も…!!


1番奥で、杏寿郎は自身の熱を吐き出した。

身体の奥に杏寿郎の子種が注がれたのを感じながら、
は意識を手放した。


5分くらいだろうか…
目を開けると杏寿郎の顔が広がっていた。


っ…はあっあっ…


意識が戻ったと同時に、身体はまだ快楽の中にあったようで、おかしな声を上げてしまった。


、良かった。
急に動かなくなるから心配したぞ!
…少し、激し過ぎたようだな…すまない。


しゅーんとまるで子犬のような顔で
申し訳なさそうに杏寿郎が謝ってきた。


あっ、そんな…事ないよ…。
すごく…気持ち…よかった……。


恥ずかしさで俯きながら、自分の気持ちを伝える。
杏寿郎に、ちゃんと、つたえたかった。


不意に、杏寿郎から口付けられた。
少し触れるだけの口付けを落とし、
杏寿郎は照れたようにはにかみながら微笑んだ。


、愛している。
君は、俺の物だ…!
他の者には、絶対に触れさせはしない!


…うんっ。
わたしも、杏寿郎だけ…だよ…!



2人は、また口付け合った。
そのまま、口付けが深くなっていき、

行為は夜が明けるまで続いたのだった…。



fin


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