• テキストサイズ

独歩吟客-囁か-

第4章 ぱらぱら



「えっ··!」

「私は何時でも待ってるからね」


ーーーー···

ガチャ
「ただいま戻りました」

カタカタカタ
「おつかれ」

(国木田さん今日も忙しそうだな、でも迂闊に手伝う事聞くのもな~··)

「天音」

「はい」

ぱくぱく
「·····」

(声が聞こえないな)

「大分仕事も慣れたか?」

「はっ··はい!皆さんが教えてくれますから」

「そ··そうか(俺は母さんか!)」

本当は当たり前な事を聞きたい訳では無い

本当は···。


ぐぬぬ
(マフィアの匂いがするから··何か巻き込まれたのかと··)

「あっ。でも最近眠気が酷いみたいで··今日も立ちながら寝ちゃいまして···」

「何処でも寝れるんだな」

「えへへ」

(···俺も駄目だな)
/ 50ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp