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独歩吟客-囁か-

第2章 ケッコンシキジョウ




きょとん
「はい?、今何て···」

「次の撮影時お主も出るようにと」

「いやいや社長。自分は先生達みたいに有名では··」

「だからだ。ちなみに次の撮影は"結婚"だ。」

びしっ
「!?」

「彼奴らの撮影が上手くいき本も瞬く間に売れる。やはり天音が来てからだな」

「それは、否定出来ませんが··その結婚が題材なら相手は別の方ですか?」

「いや、来てからの楽しみだ」

うぐっ
「~~っ」


ーーーーーー······


ガチャ
「それでは仕事行きますから、ちゃんとご飯食べて執筆よろしくお願いします」

「···何故私は留守番」

「先生は散々撮影したからですよ、あっ太宰先生が来ても喧嘩しないでくださいね?片付け大変ですから(笑)」

うぐっ
「···あれは太宰くんが悪い」
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