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【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第39章 輪廻〜if


※
























逃げ場はない。
助けてくれる人もここにはいない。

それぞれに腕を取られ
リビングまで無理やり引きずられて
ラグの上に放り出された。

無様に転がされた私は
抵抗も虚しく四肢を思い切り開かれた。

後ろにはガラの悪そうなの、
前には優しそうなのがいて、

私が抵抗すればするほど喜んでいた。


身体が抉られれば抉られるほど
心が壊されて行く。
もう自分が自分じゃなくなるような…
心と身体が剥離されたようで、

何もかもが壊れて行くのを感じていた。


もうどうでもいいの。

気付きたくなかった事に
気がついてしまったあの時から。
その瞬間から私は、
目が覚めてしまったんだ。

私は間違っていた。
成人したらとかじゃなくて
もっと早く、
もっと早くにこんな所から逃げ出すべきだった。

例えばひとりぼっちになってしまったとしても
帰る家がなくなったとしても、
こんな事を
ひとりで耐える必要なんかなかったんだ。



今更そんな後悔をしながら、


私の頭に浮かんだのは
先生の顔だった。







※


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