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恋と友情と魔法と

第4章 授業と医務室


アリスが入学して一週間が経った…
この一週間はアリスと一緒に過ごすことが多かった…
今日の授業は魔法薬学の実験で…
「ラズル石とカナル溶液の混合実験か…」
周りの席の男子たちは簡単とか言ったり失敗したら恥ずかしいとか騒いでいる…
スノウとアリスはさっさと材料をもって席に着く…
アリスと私は隣の席だ…
最近仲良くなった子も目の前に座って来た…
アリスは私の方を見て不思議そうな顔をする…
「スノウ…何でビーカーが二つもあるの?しかも片方はビーカーを強化させてるし…」
「まあ見ててって…」
私は強化してない方のビーカーにアセリアの花を入れ…強化した方は強火で過反応を起こしながら実験を始めた…
アリスは前者の方…もう一人の子は後者の方法で実験を始めている…
アリスと私はアセリアの花びらのビーカーの火を止めた…
過反応の方はいまだに火がついている…
アリスとクラスメイトの子が何か話している…
目を離していて良いのかな…?
「良し…もうそろそろ良いかな…って」
クラスメイトの子のビーカーから煙が出ている…
もしかして…
「もしかして…目分量でやった?」
「うん…やっぱりウァーロック先生みたいにはいかないよね…」
おいおい…あの先生は違う意味で天才なんだから真似しちゃダメだって…
アリスも呆れた顔をしてみている…
ってかこの子…去年も同じような事で実験失敗したよね…?
もうすぐ爆発するだろうから保護の魔法を自分とアリスにかけておいた…



実験が終わり…片付けていると…
「ねえねえ、お昼…一緒に食べない?」
割と仲が良い女子のグループが来た…
今日はボリスたちとは約束してないし…いっか…
「うん、私もアリスも特に予定ないし…皆で食べに行こう!!」
今日は何食べようかな…と話しながら食堂に向かった…
注文が難しいのよね…あたりだと良いんだけど…
皆それぞれ話しながら食堂に向かった…
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