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2人の監督生

第4章 ポッキーゲーム


「チッ、自分で持ってきたくせに負けるなんてざまぁねぇな。」

「うっさいですよ。至近距離は…心臓に悪いんです。」

ペロ、と口に付いたチョコをぬぐい取る。レオナは本当に美形であるため、本当にあれ以上近づいてしまったら私の中の何かが爆発してしまう。お礼を言おうとレオナの顔を見ようとすれば、ベットに押し倒されてしまった。

「へっ…?は?何…?」

「今誘うなんてやるじゃねぇか、今度はお前を優しく食べてやるよ。」

これだから獣人はスイッチの入り方が分からない。今度こそ食われる。
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