第3章 もっとも危険な男/高杉(.恥辱?.風呂.甘裏)
...ガチャ
天人「失礼します。」
貴「..し、失礼します...。」
大総監の部屋へと入れられるとそこにはこちらに背を向けた大総監様が居た。
大総監「....」
天人「....」
しばしの沈黙が流れる。
........いけないっ!!こっちから挨拶しなきゃいけないんだった。
貴「...え、えとっ..この度は○○組の総長をしております.....葵と申します____」
バタン__
貴「ふぅ......な、なんとか.....成功?した...」
大総監にちょっと睨まれたりしたけど、最後はお褒めの言葉も貰えたしっ、取り合えず大丈夫だよ....ね?
安堵の息をつき、待たされている隊員達に報告しようと私は先程の待合室に向かい始めた。
貴「んーっと..確かこっちのはず.....ん?」
丁度待合室を見つけた時、待合室からは侍のような格好をした男性が現れた。
煙管を口に添えていて...どことなく色っぽい。
そんなことを思いながら彼が見えなくなるまで葵見つめてしまっていた..
貴「...っ!いけないいけない...見惚れてる場合じゃないよ....。」
見惚れてしまったことに渇を入れ、今後こそ隊員達が待つ待合室に入る。
すると..
ガチャ
貴「ただいま~!皆聞い..」
隊員「葵さん!見ました~?高杉様!!」
隊員「こちらに身を寄せている人間なんですって!!」
待合室は薔薇色だった......。