第12章 紅薔薇と色男/高杉(激裏/言葉責め/恥辱)戦国様リク
高杉「初めて?じゃあお前は初めてのことをされるとそいつに惚れる性分なのか?」
耳元で低く、そう告げた声にはまだまだ余裕があるように思われた。
貴「ひゃっ....!..そんなの....分かんないわよ.....」
だが私にはあいにく余裕がない。
貴方が挿れてくれるのならどんな卑猥なことだって言える..
それほどまでに私の身体は彼の身体に依存してしまったのだ。
貴「ねぇ....もう嫌.....焦らさ...っないでよ....」
目だって若干潤み初めている、身体だってウズウズしてたまらない。
今までに焦らされた事がない分、葵にはその時間がものすごく苦痛だった。
その変わり、自分からおねだりをすることも初めてで...
まるで自分が凄く大胆な女になってしまったかのようで言った途端に彼のモノを締め付けた感じがした。
その様子を見ていた高杉は少しだけ吹き出して
高杉「....自分でそういうこと言うだけで感じるとか、お前この短時間でどんだけ淫乱になったんだろうなァ?」
フッ..と妖しく笑うと全てが思い通りとでも言うばかりに顔を近づけた。
貴「だっ...て、....自分がどうなってるのとか...まったくわかんないんだもん.....」
一方の私はそれさえもが焦らされている間隔で、それを叶えてくれない彼が少しだけ悪魔の様に思えた。
高杉「.....でも、別に嫌いじゃあないぜ。アンタみたいなやつ」
そう言って私のおでこにちゅっと可愛くリップ音を立てると自身のモノを先端だけ残して引き抜いた。
貴「..んっ!.....な、何するの.......?」
なんだろう.....私の中で、少しだけの期待と興奮と不安が入り交じったような間隔が押し寄せてくる。
そのまま引き抜くの?それとも......
そこでやっと高杉は口を開いた。
高杉「何を?最初に俺は言ったハズだぜ。素直な奴には従う.....ってな」
次の瞬間、私にとっての至高の一時が訪れた。