第12章 紅薔薇と色男/高杉(激裏/言葉責め/恥辱)戦国様リク
高杉「..........」
貴「..........」
なんだこの男......!
貴「あの...お酒、注ぎますね。」
高杉「いらん、自分でやれる。」
貴「..........」
なぜ、なびかない!?
私は今や日輪を次ぐ女だと言われているほど、吉原での価値が高い女である。
美人の中の美人、高嶺の花、紅薔薇の君..
数々の派生名をつけられてきた。
しかし、
貴「(なんなんだこの男は...!!私を指名しておいて何故寄らないんだ......!!!!!)」
私は彼のそんなところに苛立ちを覚えていた。
確かに相手の高杉とか言う男は美形だ。
片側して出ていないが瞳の深さには目を奪われる。
顔だってそこら辺にいるイケメンもどきとは比べ物にならない程、
まさに"色男"という単語が似合う男だ。
貴「.......」
高杉「.........」
ならなんでずっと沈黙を貫いているんだよ!!!!
私はそんなことに気を取られて仕方がなかった。