第11章 子供/沖田(甘裏.ねだり)黒ねこ姫様リク
..ご....そう..ご......、
いつまでも愛している....。
こんな気持ちになったのは初めてで、
彼のことを考えていると胸がどきどきしてたまらないんだ。
彼も......おんなじだといいな。
『........俺もでィ』
.......え?
『......何度も言わせるんじゃねえやィ.....//』
そ..そっか//
..............
..............
......そーご!
『.........何でィ。』
...私ね、総悟のこと........
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「......葵.....おい、葵.....見回りの時間でィ。」
貴「.......んっ....」
そこで私の夢はとぎれた。
貴「...な、なんだ.....夢だったのか!」
さっきのほんわかした夢と今が混濁しそうになるがあの総悟は絶対にない。と頭で割りきる。
総悟「.....それにしても葵、よだれが垂れてますぜ」
貴「えっ!?」
彼女の前でなんてことを言うんだ!と内心怒りながらも急いで唇を拭った。
貴「.......あれ、よだれなんかついてないじゃん!」
総悟「冗談に決まってらァ、騙される方が悪いでさァ。」
貴「....なっ..!//」
そこで私は騙されてたんだと知り、ぷくぅとタコのように頬を膨らませる。
総悟「.......なにそれ、可愛い。」