第6章 可愛いセンセイ
『え………?』
ヴィリルの顔がどんどん赤くなっていった。
シルバーはそれが面白くて、また言ったのだ。
シ「ヴァンヴァリア先生に会いたくて、〝わざと〟課題してないんです。」
シルバーのキレイな青い瞳は悪巧みをしているよな輝きをしていた。
実は1年の時もヴィリルはシルバーのクラスを受け持っていて、それなりに仲は良かった。
握られたままだった手は、何故か手首に握り返された。
グイッと彼の近くまで引っ張られた。
耳元に彼の唇が近づいた。
ヴィリルの心臓はもうはち切れそうなぐらい振動していた。
シ「先生、次も親切に教えてくださいね?」
そう耳元で言われた。私はキャパオーバーしそうだった。
『は、、、』(なにこのシュチュエーション!!)
『あ、あんまり大人を舐めるんじゃ…ひゃっ!』
シルバーはヴィリルの耳に息をふきかけた。
『か、からかうのはやめなさ……!』