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雨のち恋

第2章 雨のちトキメキ


例えばBARに週5、一日に4時間出勤したとする。
美容代も出る上に
アパレルで週5、9時間拘束されるより給料が良かったりする。
でもどちらもずっと続けられる仕事ではないのだ。
齢(よわい)28になると、三十路からのことをやはり考えてしまう。
大好きな紅茶を仕事に役立ててみようか。
紅茶専門店なんてのもいいかもしれない。
スコーンを焼いて、
クロテッドクリームと
手作りジャムをつけて
その時のオススメの紅茶と合わせて
頂いてもらう。
素敵かもしれない。
料理自体も好きだから
小料理屋をやってみるのもいいかもしれない。
とりあえずしばらくはのらりくらりと生きていきたい。
結婚を出来るほどの
自分にとっての素晴らしい恋人がいる訳でもない。
死ぬまでずっとおひとり様の可能性がある。
何より2年ほど前に最悪な恋愛をしてから
少し臆病になってるところはあるかもしれない。
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