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この音とまれ!〜不登校の生徒〜

第8章 ばあちゃん


「あ‥俺この爪しっくりくる!」

それぞれ爪が決まった

「この爪もらっていいのかな?」

水原がそういうと静音は頭を叩いた

「あげるわけないだろ?貸すだけだよ。発表会が終わったら返しにおいで」

「愛この爪いくらしたの?」

「ばあちゃんいくらだっけこの爪」

「5000円だよ」

値段をきき水原たちは驚いた

「俺財布の中に5000円どころか札はいってねぇ‥」

堺は青ざめた

「ばあちゃん!部屋貸してくれね?」

「少しだけならかまわないよ」

「ありがとう」

久遠は微笑んだ

「おいメガネ!練習やんぞ!」 

倉田は頷いた

「皆練習やろっか!仁科さん部屋お借りしますね」

「はいよ」
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