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可愛いなんて言わないで下さいっ、

第1章 (ノ∀`笑)


桜「すいませんっ、すいませんっ!」

今「そんなに謝らんといてや、桜井」

桜「でも…ほんとすいませんっ!」

今「はぁーーーっ…」

『またやってるよ、良』

モブ「ほんとよく飽きないねー、桜井のどこがいーの?」

『んもー!、別にいいじゃん うっさいなーーー!』

最近、友達にもこればっか言われる、

そんなにダメかなー?良って、でもまぁヘタレだけどね、

『ふぅ、』ため息をついて、

『良ーー!そろそろ帰るよーーーっ、』

あちらも、ようやくこっちの存在に気がついたのか

今「おっ、桜井。愛しの彼女のお迎えや」ニヤニヤ

タタタッ

『もー!からかわないでくださいよっ!今吉先輩』

今「そこがいつもイチャイチャしてるのが悪いんやん」ニヤ

『イチャイチャなんてしてませんーっ!』

今吉先輩にからかわれてると、ずっと口を開かなかった良が

桜「あ、愛さんっ! そろそろ行きましょうっ」

と言っては小走りで歩いて行く、

『あっ、ちょっと待ってよ!良!』

わたしも急いで良の後を追う

今「あっちゃー、桜井、拗ねてもーたわ」

今吉先輩が後ろで言ってるのも気づかずに

タタタッ

だいぶ歩いたところでようやく良がみえてきた

『良って、意外と足速かったんだなボソ』

まぁ、でもバスケ部だしね、、

追いついたのはいいのだが、良が全然振り返らない

無言で歩いたままだ、

『良ー、ねぇどうしたの?なに?なんか怒ってる…?』

そう言うと、やっと振り返ってくれた、

でも振り返ったときにあった顔は、いつもの笑ってる顔じゃなくて、少し怒ってるように見えた

桜「はい、怒ってます、僕の前であんまり先輩と楽しそうに話さないでください」

そういう良はとても可愛くて

『良妬いてくれたんだ〜、かわいーっ』

良の顔が変わった気がした

桜「可愛いなんて言わないで下さいボソ」

そういうと良は、わたしの腕を引っ張って人気のない路上に連れて行き

いきなり、壁ドンをしてきた、

『えっ?// りょ、良……?』

桜「愛さん、いつもはヘタレに見えるかもしれませんが、僕だって男です。好きな彼女に可愛いなんて言われても嬉しくありません」

そういうと

ちゅッ

『///?!』

桜「次可愛いなんて言ったらお、し、お、き、しちゃいますから(黒笑)」
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