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刀剣乱舞 ミラーツインズ R18

第34章 第34話 空白@


歌仙「そうかい。君にそれだけ思われて山姥切国広は幸せ者だね」

千歳「……歌仙、もし私が私でいられなくなったらお前はどうする?」

歌仙に問いかけながら、窓の外を見つめる。

歌仙「どういう意味だい?まあでも、どんなことになろうと君に着いていくよ。僕の主は君だから」

千歳「……歌仙、お前も大概お人好しだな」

歌仙「泣いているのかい?」

背を向けたまま肩を震わせる彼女。

千歳「ここは私の居場所ではない気がするんだ。私だけここに連れて来られたような。山姥切国広がいないのもそのせいなんじゃないかって」

歌仙「主…」

確かに主は極端に外出を制限されている。

千歳「このまま、出られなかったら…」

歌仙「大丈夫だよ」

彼女を支えてあげたい。
そう、強く思った。

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