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刀剣乱舞 ミラーツインズ R18

第32章 第32話 違和感@


@@@

本丸。

気怠い身体を引きずって身を起こす。
腰に激痛が走る。

千歳「っー」

ちょーぎ「ああ、まだ寝てた方が良いよ?」

千歳「ちょーぎ」

ちょーぎ「君が悪いんだよ?勝手に外に出ようとするから」

手袋越しにつーと輪郭を撫でられる。

千歳「歌仙は?」

ちょーぎ「ああ、彼ね。どうしたと思う?」

千歳「まさか…刀、解…?」

ちょーぎ「さあね。ああ、君はしばらく外出禁止ね。大丈夫、君が寂しくないように俺達で相手をしてあげるから」

千歳「嫌だ…出して…ここから、出して…」

ちょーぎが審神者部屋から出て行く。

歌仙、ごめん。
逃げられなかった。
お前が必死に血路を開いてくれたのに。

千歳「歌仙、ごめん。ごめん…」

ぼろぼろと涙を流す君に正直、欲情した。

歌仙「気に病むことはないよ?」

千歳「歌仙。良かった…無事で、良かった…」

とすっ。

布団の上に押し倒される。

千歳「歌仙?」

歌仙「済まない、主」

千歳「やめてくれ、歌仙…頼む」

歌仙「やめられないよ。僕も男だからね」

ちゅ。

首筋に啄む様に口付けられて、赤い花が咲いていく。

ああ、日常が遠退いていく。

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