第5章 第5話 天下五剣@
堀川「主さん、何かお手伝いすることありませんか?」
千歳「堀川は熱心だな」
今日の近侍は堀川だ。
こいつは、よく気がつき補佐役には適任だ。
最近の近侍は基本打刀、山姥切→加州→大和守→和泉守→大倶利伽羅→鯰尾そして堀川だ。
堀川「主さんの役に立つなら何だってこなしますよ❗」
私は堀川のこういう所がうらやましいと思う。
千歳「さて、今日は誰が来るかな?富士札を使ったからレア刀がでるかもな」
堀川と二人で鍛刀所に向かう。
すると、パアッと光に包まれる。
「俺の名前は三日月宗近。まあ、天下五剣の一つにして、一番美しいともいうな。十一世紀の末に生まれた。ようするにまぁ、じじいさ。ははは」
三日月の名乗りを聞いている内に、私の意識は暗闇に飲み込まれた。
堀川「主さん⁉️」
堀川の声が遠くなる。