第3章 第3話 神力補給
それから数日。
資材も溜まりいよいよ鍛刀という時にこんのすけが政府からの指令ですと、千歳に文が渡された。
書かれていた内容を見て千歳が国広に中身は見ずに燃やせと言い渡す。
こんのすけ「千歳様!」
千歳「狐、覚えておけ。私は誰の指図も受けん!」
『鍛刀を重ねれば神力が削られる。新人審神者は近侍と閨を共にすべし。』
千歳「バカらしい」
まだ人数がいないため近侍は唯一の打刀である山姥切国広に固定していた。
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山姥切視点
山姥切は手渡された文を燃やすべく厨に足を運んだ。
全員で新たな刀剣を迎えるべく、鍛刀部屋にいたのでここには誰もいない。
山姥切「さて、どうしたものか」
千歳に中身は見るなと言われたが、燃やすとなると余程都合の悪いものが書かれていたのか?
山姥切「な…⁉️////」
読んでから後悔した。
これは彼女とて怒るだろう。
何が近侍と…近侍は俺か⁉️
バクバクと心の臓が跳ねる。
山姥切「俺がアイツの相手……?」