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  …妄想だし?  【ハイキュー!!】

第11章 歪み【月島蛍】










一度崩れて仕舞えば、あとは気楽なものだった。
欲に、従えばいいだけ。











ベルトで手首をちょっと強めに縛って。
アイマスクで目を覆う。









上もしっかりみたいし触りたいけど、
とりあえずもう起きる前にある程度ヤってしまいたい。










泣かせたくない、それは散々思ってきた。
散々思って、抑えてきた。
今でも泣かせたくはない。

けどさ、泣かせたとしても、責任取るからとか、
ここにきてよくわかんない理性と情で自分を正当化しようとしてることに気付く。

…馬鹿馬鹿しい。

どこからどう見てもこの状況は、今から犯すって状況だ。










理屈をつけたところでどうしようもない。










ロングスカートをまくることもできるけど、欲をいえば脱がせたい。
脚広げやすいし、穂波さんのことよく見たいし。

だからここはそっと、焦らず、ウエストのボタンを外しジッパーを下げ、
ゆっくりとスカートを下ろす。 お尻が抜ければ割と簡単に脱がせれた。

レギンスとかは履いてなくて、
黒いロングスカート覆われてて見えなかったとこがあらわになる。

白いショーツ。滑らかで艶やかな肌。程よく肉付きのある、健康的な腿。

こんなの目にしたら、後戻りなんてできるわけないデショ。











すーっとショーツの股のところに指を這わすと、
肌と生地の間に何かがあって、それがクチュと音を立てた。

もう濡れてるのかよ…

さっきのキスで?

彼氏を想像して、期待して、濡らしてるの?










興奮と苛立ちと、妙な愛おしさが渦巻く。
もう挿れてしまおうか、それとも……











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