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ここで君ともう一度

第10章 約束の日


マリサイド

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あれからもうすぐ1年がたとうとしている。


気にしても何もできないからと思っても、結局は気になる…そんな思いの繰り返しだった。

約束の日を目前に、妙な緊張感と不安、でももし会えたなら…と感情がめぐりすぎて逆に苦しい。


頼りになるのはあの狐のお面。


会える保証もないけど
あのお面を持っていたらどうにかなる気がした。



あのお面をあの場所でつけたとき…きっと何かがわかる


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