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《イケメン戦国》未来から来た戦国姫

第12章 政宗姫想フ




政宗は瑠璃の居ない静かな御殿の縁側に座って、庭を眺めていた。
片膝の上に、照月が頭を乗せて目を瞑っている。

(瑠璃では無い重み……)

政宗は照月の頭を撫でる。

(瑠璃、お前、今、どの辺りに居る?)


暑くはないか。
辛くはないか。
寂しくはないか。


自分でも参ってしまう程、瑠璃の事ばかりを考えてしまう。

「アイツ、ちゃんと飯喰ってんのかなー」
口を突いて出た。


光秀は飯は腹に入れば何でもいい奴だ。
だから、心配じゃないような、心配なような……。



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