• テキストサイズ

《イケメン戦国》未来から来た戦国姫

第3章 政宗と姫の或る日 其の弐




「お前、自分の事どれくらい知ってる?」
「突然ですね」
クスクス…瑠璃が擽ったそうに笑う。

「性格とか癖とかの事ですか?」
「んー、それもあるけど、
お前の軀のコト、かな…」
蒼い瞳がクルンと丸く笑っている。
「まーた、そんな くだらん事考えてはるんですか?」
呆れた様子の瑠璃とは反対に、愉しそうな政宗の表情。
「くだらなく、無いだろ〜。
お互いの事、もっと良く知ろうって事なんだから」
「そんな、取って付けた屁理屈、
よぉ、思いつきはりますなぁ」

(戦の作戦を考えてる時、光秀様も阿保みたいな事言って来てビックリした事あったな)

「男ってほんとーにっ、そんな事ばっかり考えてるくだらなくて、しょうもない生き物やね」
「お前…心の底からみたいなそんな言い方…」
政宗が情ない声をだす。

とは言いながら、瑠璃も付き合ってしまうのは惚れた弱み、なのだろう。



/ 841ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp