第60章 ➖煙➖
=喫煙所=
(早朝だし…流石に人は居ないわね…。
まぁ、居ても別に未成年じゃないからいい
けどね…)
巾着からオイルライター、シガーケース
これらを取り出し
煙草を一本手に取り
フィルター部分を咥え
息を吸いながら火を点ける
『すっーー…っ…はぁー…。
久々ねこの感じ……』
口の中に広がる苦味と紅茶の香り
匂いも煙草特有の香りに
紅茶の香りが混ざり合う…
久々に感じる煙と匂いを恋しく思いながら
数本吸い終え、満足した為か
お腹が鳴り始める…
(流石に煙草じゃお腹は膨れないからね…
久々に何か作ろうかな…)
喫煙所を後にし
次の目的地へと到着した…