第2章 緊張の連続
神谷「じゃあ俺らも自己紹介しよっか。俺神谷浩史っていいマース。よろしくー。」
小野「小野大輔でーす。よろしくね(ニコッ)」
福山「福山潤です!これからよろしくお願いいたします」
杉田「杉田智和です、良かったら一緒にゲームとかしましょ」
中村「中村悠一でーす、俺ともゲームしよー」
全員聞いたことある名前だった……。
岩「のぞみはあんまりアニメ詳しくないみたいだから、色々声優業界のルールとかと一緒にアニメについても教えてやってくれ。じゃあそろそろ帰るからよろしく頼むぞ君たち。」
私の方をポンッと叩いてから岩田さんは帰っていった。
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沈黙の時間が流れる。気まずい。
神谷「じゃあ、部屋まで連れてって家の中紹介すんの中村頼んだ」
中村「え?俺?まーいいけど、じゃあのぞみちゃん俺と一緒に行こっか。」
貴「は、はいっ!」
2人で2階へと進んでいく。
2階に20もの扉がある、すごい……ホテルみたいな家だ。
中村「今は数人しかいないけどもしかしたら人増えっかもしれないから、
のぞみちゃん緊張してる?笑」
貴「へーーー、えっ!!!緊張しますよそりゃ!男性しかいないし、皆さん声優やられてる方だし自分がここにいていいのか不安です!」
中村「のぞみちゃんは謙虚だね〜。みんないい人たちだから次第に慣れてくと思うよ。大丈夫大丈夫。」
私の頭をポンポンと撫でながら無邪気な笑顔を見せている中村さんに、少しときめいてしまった。