第1章 出会い
ガチャッ
中に入ると背が高く髭を生やした人が立っていた。顔も整っている。
中「岩田さんこんにちは〜、あ、女の子なんだ」
そういえば私は父の知り合いの苗字すら知らなかった、岩田さんと言うらしい。
岩「詳しいことはみんなの前で話すから、リビングへ行こう」
貴「は、はい」
のぞみは重度の人見知りである。
リビングへ入ると5〜6人の男性の姿が見えた。
?「え、すごい可愛い」
?「ほんとだー!」
?「一緒に住むのかぁ、ドキドキするなぁ」
?「俺の心臓はもう持たない……」
?「杉田ーがんばれー」
岩「じゃあ説明するね、今日からこのシェアハウスに住み込みでお手伝いさんしてくれる水崎のぞみさんだ。初めましてだからみんな緊張するかもしれないが、仲良くしてやって欲しい。」
?「なにかルールとか決まり事はあるんですか?」
岩「神谷くん、何か気になる事があるのかい?特にルールは設けないよ、恋愛だって君たちは禁止されてないんだし、週刊誌に撮られるのだけは勘弁してもらいたいがな。」
神谷「……ふーん。そういう意味も込められてるって訳だ。」
岩「じゃあのぞみ、自己紹介してもらえるかな?」
貴「は、はいっ!今日から住み込みさせていただきます、水崎のぞみと申します。今日からどうぞよろしくお願い致します!!」
皆「よろしくーーー」(絶対緊張してるすっごい可愛い)
ここからあなたと声優のシェアハウスが始まる──────。