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不思議な迷宮に落ちていく

第4章 舞踏会とゲームの終わり


「ねえ!舞踏会って何?」
「いきなりなんだ!」
「…ごめん」
今の状況を説明しよう…
スノウが思い切りドアを開けながら大声で入っていったら、ユリウスの顔面にドアをぶつけてしまった…
ユリウスは痛そうに顔を抑えながら立っている…
近くにはエースが立っていた…
エースは安定の爽やか笑顔よね…
あっエースに聞けばいいんだ…
この人って一応城の騎士だものね~
「ねえ、エースってお城で開かれる舞踏会って知ってる?」
「ああ、勿論知ってるよ…」
話しを聞くと、丁度そのお知らせを伝えに来たらしい…
「それも…ルールなの?」
「そうだ、めんどくさい事にな…」
行きたくないとぶつぶつ言っている…
挙句の果てには私とエースの2人で行けって…
この間言っていたペナルティの件はどうした(笑)
「えぇー良いのか?ユリウス…この子と2人で楽しんできちゃって…」
「なんだと?」
うわ~何かがおっぱじまった…
まあ、剣を私に向けなければ良いんだけどね…
あと旅に連れ出さなければ…
「私も行く…」
あっユリウスも一緒に行ってくれるんだ…良かった…
あれ?でも…
「エースって今ここに居て大丈夫なの?城の準備は?」
もうすぐ舞踏会なのに手伝わなくていいのかな…
「あ~多分陛下とかが代わりにやっているんじゃないかな?」
「女王が部下の仕事をやるわけでは無いだろう…」
「じゃああの人か~可哀想に…」
あの人?…って誰だろう…?
あれ?でも…確かお城には影の薄い王様が居るんだったよね…
結局キングが誰なのか知らないままだよな~
次の時間帯…行ってみるか…
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