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【更新停止】爆豪勝己Only短編集

第17章 爆心地と濡れ場を演じる / ※微裏





ー どうしようっ、気持ちよすぎて…// 何も考えられないよ…// ー


「…っはぁ、もう、いいよな…?」



唇が離れると彼は私の下着を脱がしにかかった。

私は呼吸を整えながら、脱ぎやすいように腰をあげる。

そして、するっと下着を脱がされた。



「…相変わらず、ぐしょぐしょだな…」



濡れているそこを撫でると、ニヤニヤとする彼。


ー とてつもなく恥ずかしい…/// いつもならこんなに濡れないのに…俳優さんじゃなくて良かった…//

ほっとするのも束の間、これからは濡れ場の挿入シーン。

当たり前だがもちろん中にはいれない。

だから全て演技をしなければいけないから大変だ。

一応処女だから挿入した時の痛みとかわからないけど、今まではなんとかそれっぽくしてきた。

でもこの人になら、いいかな、なんて思ってしまっていた。


彼もズボンと下着を脱ぎ始める。


ー 大きくそそりたっているそれを見て私は、胸がきゅっとなった。

だって、仕事とはいえ、勃ってくれてるんだから



「…挿れんぞ」

『…うんっ///』



そして私は彼に身を委ねた。







そして無事に撮影が終わった。

まだ心臓がドキドキして、しばらくその場から起き上がれなかった。

爆豪さんはまた律儀に私に布団を被せてくれた。



『あ、ありがとう、ございます…』

「……嫌、だったろ…」



目線は合わせてくれないけれど、なんだろう、変な感情だけど、少し可愛いと思ってしまった。



『…そんなこと、ないです…自然な演技出来ましたし、爆豪さんの方こそ、嫌ではなかったのですか? その、仕事とはいえ、好きでもない人と…』

「……なわけねぇだろ…」

『……えっ?』

「…嫌なわけねぇだろ、嫌だったらこんなクソな仕事死んでも受けねぇわ」

『……えっ、…あ、のえっと…』


ー じゃあ、やっぱりマネージャーの言ってた噂って本当のこと、だったの…?


少しだけ落ち着いた心臓がまた活発になる。

こういう時どうしたらいいのか考えがまとまらずにいると、爆豪さんが私に背中を向けた。



「…今度は、本気でお前を抱く」

『…っ⁉︎///…』



ニヤリと笑った顔がいつまでも印象に残っていた。
END
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