• テキストサイズ

【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第18章 くしゃみ


ー穂波sideー





「へっぷしゅっ」






約1ヶ月前にも、GW明けてからというもの
研磨くんのくしゃみが増えた気がしていた。

あの辺りから今日までまた約1ヶ月。
くしゃみの回数は増えてる気がする。

あの辺りっていうのは
大体、烏野高校を合宿に招待することが決まったあたりから。

くしゃみの正体はもしかして、
烏野高校…もとい翔陽くんなんじゃないかと思い始めている。








『はい、ティッシュどうぞ』

「…ん」






ずびぃぃぃぃ






研磨くんが鼻をかんでいる間に、
iPhoneについた唾液?をクロスで拭いておく。

こういうの、夜久さんやクロさんがしている場面もたまに見かけた。
…きゅん。 いろいろきゅん。





音駒バレー部、大好きだなぁ





「…穂波」

『…ん?』

「おれがくしゃみしたときいつも何考えてる」

『えっ えっと、それは、くしゃみについて…』

「………」

『行き着くところは、研磨くん大好きってこと』

「…ちょっとよくわかんないけど」

『…ふふ』





「…へっぷしゅっ  …あーもうなんなの……」







…あら、また。








…週末は合同練習。 …よしっ









/ 1804ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp