• テキストサイズ

【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第4章 矢印


ー研磨sideー







〇〇駅で穂波とツトムくんが降りた。

ただの家族ぐるみの友達とはわかっても、
一緒に家に帰って、明日も泊まりで出掛けるなんて、
ちょっと心がざわざわした。

…けど、彼氏って紹介してもらえるのは嬉しかったな……







「…妬いた?」

「…別に。妬いてないけど」

「…こういうの、多そうだよな。穂波ちゃん。
本人がどうこうとかじゃなくて育ち方とか、環境で勝手にそうなってんだろうけど」

「………」

「俺らは明日バレーだな。練習試合っつっても気合入れろよ、少しは」

「…うん、まぁ」






おれはバレーが好きでも嫌いでもないし、
なんとなく続けてる。

おれをみて穂波は何を思ったんだろう。

将来のこととか、考えたのかな。








穂波のこと、
当たり前だけど知らないことがまだまだたくさんある。

夏休み、部活ばかりだけど、
ちょっとでも多く穂波のことを知れるといい。











/ 1804ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp