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第9章 ツーマンセル


2日間はかかしにみっちり修行をつけてもらい、残りはナルトくんにも付き合ってもらった。
私が忍びに戻る事を誰よりも彼が喜んでくれていた気がする。

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1週間の猶予もあっという間に終わり、木の葉の忍びとして任務をする生活が始まった。
誰かの下について、任務をすることなんてなかったから学ぶことはたくさんあった。

たしかに危険な任務も多いし、予定外のこともよく起きる。それをこなしてきたかかしは、やはり指示も的確だし判断も早い。自分の彼氏ながら、忍びとしても尊敬できると実感した。

今回はかかしと2人で重要な書類を届ける任務だった。
任務事態は問題なく終わったのだが、なんだか嫌な予感がぬぐえない。

「マユ」

「うん…わかってる…」

かかしも気づいていた。
かなりの数の気配がある。

任務には問題なかったはずだ…となると、私への追っ手か…

こういうことはいつかあると思っていたが、木の葉に移動してからは里内にいたこともあって安全に暮らしていた。
だが、結局里外にでればこうなってしまう。
いくら私が木の葉の忍びとなったとしても、まだあきらめきれない奴はいるのだろう。
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