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天使の様な君とワルツを

第8章 購買部で働きます


お客さんもまばらになり、時間になる

サム「……売れなかったね。あの花…」

『私が買うので…』

サム「花は結構売れるのに、何であの花は売れなかったんだろう?」

『……さぁ…』

クタリと元気が無い花に手を伸ばす

『…儚いからそこ美しいのに』

優しく撫でるようにその花を全て持ち上げる

『これ下さい』

サム「じゃあ…給料から天引きでいいかい?」

サムの言葉には頷く

『今日からうちの子だよ』

話しかけるように言うと、はカバンを取りに奥の部屋に入った
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