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【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!

第3章 疑い…。


南空『レイは、バスジャックの時、そこに居た人物に、やむをえずFBIのIDを見せたと言いました。日本警察には極秘の捜査だった。

だから、IDは絶対出すなと上からも言われていて、私にもバスジャックの事とIDの事は誰にも言うなと口止めをしました。

だから、日本に入ったFBIの存在は、彼から漏(も)れたとしか思えない。これが、私が調べた事、および考えて出した答えです。』

L『ありがとうございます。全てをふまえ考えると、確かに貴女の調べた結果と、考えて出した答えで間違いないでしょう。私も同じ考えです。

それから、これから先の捜査に関してですが…。貴女の事は、他の捜査員達には、現時点では、あまり悟(さと)られないようにしたいと思います。

特に、私がキラだと疑っている人物には悟(さと)られたくない…。なので、今はまだ極秘にします。そして、時期が来たら、表だって私達と一緒に捜査をして頂きたいと思っています。

それまでは、極秘に捜査をお願いします。後(のち)ほど、改(あらた)めて指示を出すので、指示があるまでは、このまま待機でお願いします。』

南空『分かりました。取り敢(あ)えず、次の指示があるまでは、待機しています。』

L『ありがとうございます。では、よろしくお願いします。』

そう言って、Lからの電話が切れた。ナオミは取り敢(あ)えず、Lと連絡が取れた事に少しほっとした。しかし、あのLに恋人が出来たという事に驚きを隠せない。

Lと言えば、名前も素性も年齢も居場所も誰も知らない。まして、どんな事件でも解決してしまう。何より迷宮入り事件を幾つも解決に導いた、この世界の影のトップ…。

最後の切り札。それが、Lという人物の存在を知っている、者の認識だった。

そのLの恋人…。どんな人物なのだろうか? 気にはなる…。ただ、どちらにしても、そのうち会う事になるだろう。

取り敢(あ)えず、今は次の指示があるまでは待機しているしかない…。レイ、必ずキラは私達が…。ナオミは、決意を新たにした。

そして、ナオミがそう決意を新たにした頃、警察庁キラ対策本部では、こんなやり取りがされていた。
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