第2章 御奉仕
こんな厭らしい姿で、身体を好きなようにされて、そのうえ開口具を付けられて奉仕を迫られる。地獄だった。
―しかしナナは主人に逆らうことは許されない。
「んぁッ!!!!」
パァン、という音ともに、ナナが悲鳴を上げた。碧泉がナナの背中を鞭で打ったのだ。
「ナナ、君の置かれてる状況をわかってる? 君は僕が買った性奴隷なんだよ?さっさとご主人様に御奉仕しなよ、ほら……早く!」
「んむぅっ!」
モノを口深くまで押し込まれ、ナナは舌先を震わせながら碧泉のモノを舐め始めた。
「んぅ、んむぅ……ッ」
くちゅ、くちゅと厭らしい音が響く。
口のなかで膨らんだ碧泉のモノを、ナナはひたすら舐め回した。
やがて碧泉は、ナナの口の中で律動を始めた。
「ぁ、あぅ…………っぁ!」
喉奥までモノを押し付けられ、ナナは声をあげた。
やがて碧泉はナナのなかに欲を吐き出した。
モノが抜かれたナナの口に、白濁液の苦い味が残る。
「…ふふ、見て。今のナナの姿、本当に性奴隷に相応しいよ…?」
碧泉はナナの目隠しを取った。
鏡の前に映るのは、あられもない性奴隷の姿。厭らしいボンテージを着て、四つん這いになり、開口具から白濁液を垂らした自分の姿。
「ぁ………………ぁあ………………」
ナナの目から、ふたたび涙がこぼれた。
「ふふ、泣いてるんだね。かわいそうに……」
碧泉はナナの開口具を外しながら、にやりと笑った。
「ここはもうこんなにぐちょぐちょなのにね?」
「ぁッ…………!、?」
碧泉がナナの秘部に触れる。
モノを入れられたあと一切触れられていなかったそこは、ありえないほどにぐちゃぐちゃに濡れていて、秘部の下のシーツには濡れたシミができていた。
「フェラしてた時からこう?それとも…性奴隷の自分の姿を鏡で見て感じたの?」
「んや、あぁ…………ッ」
碧泉はナナの中を掻き回しながら、耳元で囁く。
「今もほら、ちょっと中を触ったらもう腰をよがらせて……本当はもっと触って欲しいんでしょ? ナナは淫乱な奴隷だもんね……?」