第1章 性奴隷
「ん…………」
目が覚めると、ナナはベッドに縛り付けられていた。
目隠しをされ、口には開口具と猿轡。
秘部と胸の部分だけが開いた厭らしい黒のボンテージスーツを着せられ、脚はM字開脚で固定されている。
「…目覚めた?」
男の声がした。
「…ふふ、いい眺めだね。…厭らしくて」
どこかで聞いた事のある声、のような気がした。
「会場であんな大きな声で鳴いちゃって、よっぽど気持ちよかったんだね? でも今日からは俺のためだけに鳴いてよ? …ナナ」
目隠しが取られる。
ナナを覗き込む男の顔。
それは紛れもない、幼馴染の顔だった。
「久しぶり、ナナ」
ナナの幼馴染―碧泉は笑った。
その目には光がなかった。
幼い頃は仲の良かった幼馴染だ、よく遊んだりもした、
けれど中学生になって私立の学校へ行った碧泉とは段々疎遠になって、勉強で悩んで引きこもりがちになっていると近所の噂で聞いたりもして、
「んっ…………!」
途端、碧泉はナナの胸の突起をつまんだ。
「っん、ふぅ……ッ」
「ふふ、縛られて無理やりされて感じてるなんて、本当えっちなんだね……ナナは」
「んッ!!」
そのまま碧泉はナナの突起を口で吸い、噛み付く。
「ん、んふっ………………!」
ナナは突起を噛まれる度に身体をびくつかせ、甘い声をあげた。
「もう下がびしょびしょだよ? …本当えっちだね?」
碧泉はナナのクリトリスをそっと刺激する。
「んんッ!」
ナナは腰をびくつかせた。
「ん、んふぅ…………っん! ふぅっ………………!」
3点を同時に責められ、ナナは猿轡の隙間から厭らしく唾液を垂らしていた。
「まだクリだけなのに、もう腰振ってるの?」
碧泉はナナの秘部に指を入れる。
ぬぷ、と厭らしい音が響いた。
「んふぅっ、ん、んん…………っん、……!」
碧泉が指を動かす度に、くちゅ、くちゅ、と厭らしい水音が響き、ナナは身体を捩らせる。
「んんっッ!」
途端、ナナが激しく腰をびくつかせた。
「…ここが良いんだね?」