第11章 蛇と蛙(伊黒小芭内)＊

『…これ、もしかして…』
「うん、みーんな僕が喰べたよ！」
周りには女性の死体たち。
そこには飛鳥の頭を殴って気絶させた女性の死体もあった。
『さっきよりもかなり増えてる…
　まさか、お前っ………！！！』
「君が寝ている間にたくさん喰べたんだ。」
『ふざけやがってっ……！？』
「あ、効いてきた？？」
『おまっ…何した………！』
「ふふ、血鬼術でちょっと感度を上げてあげたんだ。
　ほら、僕がこうやって触れると…」
『…っ！！！やめっ…さわ…るなっ…！』
飛鳥の身体はかなり敏感になっており、触れられただけで身体中が熱くなり強烈な刺激が。

「ここまで反応が出るのは凄いな〜
　もしかして君処女？恋人はいないの？」
『…お前に…話すことは、ないっ…！』
「そんな冷たいこと言わなくても…
　僕はね、人間の三大欲求のうちの一つ、性欲を満たしてあげてるんだよ。」