• テキストサイズ

《鬼滅の刃》たくさんの愛を(短編集)

第9章 黄色いヒヤシンス(時透無一郎)




無惨戦から2年後、、、

『蜜璃さん、小芭内さん!
 本当におめでとうございます!
 蜜璃さん、すっごく綺麗です…!』
「飛鳥ちゃんありがとう!!
 私が今こんなに幸せなのは、
 飛鳥ちゃんのお陰よ…!」
「東雲、お前は命の恩人だ。
 心から礼を言う。…ありがとう」
今日は元蛇柱 伊黒小芭内と元恋柱 甘露寺蜜璃の結婚式。
無惨戦のとき彼らは非常に危険な状態だった。
飛鳥に助けられ、命は無事だったもののその代償として小芭内は片目を失い、蜜璃は両腕を失った。
だが、彼らは本当に幸せそうだ。

『いえ、私は仲間のために戦っただけです!
 お2人は勿論、ここにいる人たちはみんな私にとって本当に大切な仲間なので…!
 末永くお幸せにっ…!』
感動の余り飛鳥の目から涙が溢れる。
「飛鳥ちゃん…!!!」
蜜璃も大量に涙を流す。
「あらあらお2人とも…
 綺麗なお顔が台無しになってしまいますよ…」
しのぶが笑いながら近づいてくる。
「しのぶちゃーーん」
蜜璃は力強く彼女を抱きしめる。

/ 317ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp