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まるで夢みたいな話【ツイステ】

第1章 *声のボリュームは抑え気味に。【セベク・ジグボルト】



ふと目覚めると空は青く晴れていた。

目の前には鍛え上げられた彼の胸。昨日はやられっぱなしで何も触れなかったから私から彼に抱きついた。


しっかりした体とは逆に、気持ちよさそうに寝ているセベク。

かわいい寝顔しちゃって。



寝ている彼の唇にチュッとキスをすると少しだけ彼が動いた気がした。



「え、もしかして起きてる…?」


「今起きたんだ!!!!」


「ひぃ!起きてる!朝からうるさい!!!」



ガバッと勢いよく起きるセベクに驚きこちらもつい悲鳴を上げてしまう。



「寝込みを襲うとは卑怯だぞ!!!!」


「い、いやいやいや襲ってない!!!」


「嘘はよくないぞお前!!!」



そう言い彼は私の上に跨ってきたのだが、


「ーっ、」


なんせ昨日の今日。
まだ私は服すら着ておらず、かぶっていた布団から体が少し出て私の上半身は露わになっていた。


それを見たセベクは激しく動揺し、ベッドから転げ落ちた。



「ええ!?昨日散々見たくせに!!!」


「それとこれとは別だ…っ!」


「そう言えば逝きそうになってる時私のことユウって呼んだの覚えてるよ」


「なっ!!」






おわり

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