• テキストサイズ

俺は妹に犯される。

第11章 honey.11




「彰センパイに抱かれて、先生に犯されそうになって…さすがに鈍感な真澄でもわかるでしょ?」


その言葉を聞いた俺の心臓は、誰かに鷲掴みされたように苦しくなる。


「真澄が俺のことをどう思ってるか」


そんな俺に気づいているのかいないのか、歩はひゅっと喉を鳴らした俺を見つめたまま言葉を繋げた。

「…ただの妹だ」

気づかれたく無くて、素直に口にするのも癪に障るから…。

俺は視線を下にさげながらボソッと呟く。

「違うでしょ?
彰センパイと先生に触られたときどう思った?」

そんな俺を逃がさないとでも言うように…歩の言葉が深く俺の中に入り込み、突き刺していく。

どう思った、なんて…。

「……っ」

「逆に俺が触った時…真澄はどう思った?」

分かってる。

彰に触られた時も、変態教師に弄ばれた時も…頭に浮かんだお前の顔の意味なんて。



それでもー…。



/ 321ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp