• テキストサイズ

俺は妹に犯される。

第11章 honey.11


ちゅ、と小さく音を立てて唇が離れていく。

歩はそのまま俺の肩口に顔を埋め、何も言わずに身体を密着させる。

背中にある歩の手が俺の体温よりも低く冷たい。

「……ね、真澄?」

「…ん」

首筋を掠める歩の熱い吐息にくすぐったさを感じながらも、答えを返す。


「あの生物教師に何されたのー…?」


へ…?

言葉を口にする前に俺の体がふわっと重力に逆らい、ボスっとソファーに縫い止められる。

「あゆっ?!」

「言って。何されたの?」

ギシッとソファーが軋み、俺に馬乗りになった歩が自分の唇をペロリと舐め、高圧的な視線で見下ろしてきた。

「何って…」

「ん?言わないなら勝手にやるけど」

口ごもる俺の服を掴んで一つ一つボタンを外して行く歩の手。


/ 321ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp