• テキストサイズ

俺は妹に犯される。

第11章 honey.11


突如、生物教室に響いた低く地を這う声色。

ピタリと動きを止めた変態教師。

俺はゆっくりと、涙で視界が歪んだ目で声がした方を見る。

そこには扉に体を預けこちらを睨む一つの影。



「……あゆ、…む」



久しぶりに姿を見た。

見た感じでは元気そうなその姿に、こんな状況でも安堵感がじわりと胸に広がる。

「…わざわざこのタイミングで入って来なくてもいいのに」

やれやれと緩く首を振った変態教師は、俺の中から自身をズルリと引き抜いた。

「ひ……っ」

その感覚にぶるっと体が震え、下半身の圧迫感がなくなったことで足の力が抜ける。

ガクンっと地面に倒れかけた俺の体を受け止めた変態教師は、顔色を全く変えずに歩と対峙した。


/ 321ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp