第20章 過去のしがらみ
菅原「青城との練習試合にいなかった西谷と旭、烏養さんは知らない話しです」
繋心「おう」
菅原「事の始まりは咲弥と青城の及川が中学で付き合ってたってところからです」
東峰「っ!?……[チーン]」
澤村「いちいち凹むな…めんどくさい…」
東峰「めっ!!……」
菅原「青城の岩泉からの話ですけど中学入ってすぐ付き合いだして及川のファンが増え始めた頃から咲弥への嫌がらせが増えていってイジメへと発展……及川やバレー部のヤツらの目を盗みイジメはエスカレートしていったそうです」
繋心「イジメって……ガキがやる事なんて知れてるだろ?」
菅原「真夏でも長袖とか素肌が出ない格好してたらしいです…」
縁下「それって……」
菅原「岩泉がたまたま袖口捲ったらアザが複数あったって……」
西谷「はぁ!?」
菅原「それに雨でもないのに髪だけビショビショの時もあったって…」
東峰「なん、だよ…それってもうイジメとかそんなんじゃ……」
影山「はい…俺が入学してからもかなり酷くて……岩泉さん達がなんとかならないかいろいろ考えてたみたいですけど……バレー部があまり張り付いてたり何か言ったりすると余計に酷くなったみたいで……」
菅原「だから…咲弥は多分辛いのを隠す事にしたんだ…バレー部に迷惑かけないように…みんなに心配かけないように…」
西谷「でもあの及川と別れたんですよね!?だから旭さんと付き合ってるんでしょ?」
菅原「確か中2の終わりくらいには別れてたと言うか自然消滅みたいになってたらしい……それでも及川のファンからしたら関わってるのが許せないんだろ?中学で別れた後もバレー部辞めないからってイジメは続いてたみたいだし…進学先も岩泉には言ってたらしいけどまた部活をかいして及川と関わる事になってファンからしたら気に入らないんだよ…及川は咲弥に好意的だから…」
田中「なんで咲弥さんバレー部なんっすかね…マネだったら違う部活でもよかったんじゃ…」
縁下「そうだよね…違う部活だったら及川さんと関わる事も…ファンに狙われる事もなかったのに…」
繋心「そうか、お前らあいつがバレーやってた事知らねーのか!」
全員「「えぇーー!?」」