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もうひとつの記憶

第5章 君


何日も何日も待った。
誕生日から二ヶ月と少し。
でも、まだ気配の“け”の字も見えない。

「行ってくるねー!」
「気を付けろよ。」

見送られて向かったのはやっぱり公園で。
今日も君を探してた。
朝から結構歩き回ったけどなかなか見つからなくて。
ま、二ヶ月探して見つからないのにいきなり見つかるわけないか。

そう、思ったときだった。
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