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もうひとつの記憶

第4章 私達


夜になる。
私達は君を探したけど、見つからなかった。

「今日はもう帰ろうぜ?腹も減ったしよ。」
「朝から何も食べてなかったね!痩せれるんじゃない?」
「勘弁してよ。私達痩せる必要無いでしょ?」

特に俺はな。とか思いながら歩く。
聞いた話によると、ちゃんと三色食べない方が太るらしいけど。
でも、1日2食の習慣のところ、あるよな?

「今日はさ、〇〇〇の好きな物食べようよ!」

私の提案。わたしはうん!と頷いたが、俺は首をふった。

「そうゆうのは、アイツの命日にやれよ。」

私は目を見開いた。…命日。
俺はハッとして私を見たが、言い直すには遅かった。
わたしはどうしていいか困った。
命日って、死んだって決めつけちゃってるじゃない!

「悪かったよ、そんな泣きそうな顔するなって…。」
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