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銀色の【銀魂長編夢】

第10章 真選組の仕事


局長 近藤勲  有給休暇
副長 土方十四郎 休暇
一番隊隊長 沖田総悟 サボりの為行方不明

壁に掛けられた出勤表を見ながら、遼は思わず一人ごちる。

「いや、トップ3が同時に不在はマズイでしょ……」











【真撰組の仕事】











漸く隊士として正式入隊した遼は、屯所近くに部屋を借りて通勤するようになった。
遼としては、屯所内での生活に不満は無かったのだが、女性の為の設備が少ないことや、松平の勧めもあって転居をした。
渋々だったが、朝からバズーカの音が聞こえなかったりと、割と快適に過ごせている。
ただ、屯所内で生活していない分、近藤達の勤務状況等は把握しにくくなった為、出勤表を見るのが日課になった。

「また、面倒ごとに巻き込まれてるんだろうなー」
「おはよう遼ちゃん」
「おはようございます山崎さん。今日は見廻りお世話になります」
「こちらこそ。いやー、君と一緒なんて、何だか得した気分だなー」

嬉しそうな山崎に、遼も思わず微笑む。

「ところで山崎さん。局長達は今日はどちらへ?」
「あー……俺も詳しくは知らないんだけどね、局長がご執心のお妙さん絡みのトラブルらしくって」
「お妙さんは大丈夫なんですか!?」
「局長達と、それに万事屋も絡んでるらしいから、大丈夫だと思うよ……………………………………たぶん」
「なんですか、その間」

3点リーダーをたっぷり使った山崎の反応に、さすがに遼も聞き返す。
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