第11章 メイド服を脱がせて レオナ・キングスカラー
普段から性処理メイドとして働いている私だが、性処理として呼ばれない限りは普通のメイドとして王宮で働かせてもらっている。
掃除をしたり、給仕を手伝ったり様々だが、今日は全然仕事に集中出来そうになかった。
ー見えちゃうぅ…
窓を拭くように言われたが、上の方を拭こうとするとお尻が見えてしまいそうで手で隠しながらしていたら全く仕事が進まない。
「なぁ…今日のさん、めっちゃエロい格好してね?」
奥から同じように窓を拭くのを頼まれた男性使用人の少し大きいコソコソ話す声が聞こえてきて、顔を赤らめる。
「分かる…胸ももう出そうだし、尻とかさっきから見えてんだけど」
ーやっぱり見えてる!
私はびっくりして使用人たちの方を見ると、バツの悪そうな顔をして使用人たちは視線をそらした。
「レオナ様もいい趣味してるよな、あんなエロい格好させて仕事させるとかよ」
男たちは今度はわざと聞こえるように声を大きくして私の方をチラチラと見ながら言ってくる。
私は気付かないフリをして視線を下にするが、無意味なことだと分かっていた。
くちゅ……