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私と彼らの三角関係【手嶋純太/青八木一】

第6章 初めての合宿で


思えば私、忙しくてお昼ご飯を食べていなかった
朝からずーっと水だけ
元から小食だからそんなに苦ではないんだけどさすがにお腹減ったなぁー…



でも私はこの合宿で決めていたのは
最終走者が走り終えるまで自分も休まないこと
だからお腹が減っても少しくらい我慢しなきゃ!



最終走者は2年生、田所先輩だ



「先輩!もうすぐ300㎞ですよ!」



田所「おーう…そろそろ終わりにすっかなぁ!しっかし俺が最後かよー、相変わらず皆根性ねぇなー」



「ふふっ、お疲れ様ですっ」



田所先輩が今日の走行を終える…私の長い1日の仕事を終えた



田所「おーう、あかりちゃんもお疲れ様!俺なんかのために待っててくれなくて良かったのに」



そう言って、大きい手で頭をワシャワシャと撫でてくださった
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