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私と彼らの三角関係【手嶋純太/青八木一】

第4章 総北自転車競技部入部!


『部員は以上だ。それと今年はどうやらマネージャーが一人いるそうだ』



やばい…私の出番だ…
マネージャーって聞くと下手にざわつかれる
これはマネージャーではありがちな事だから慣れたんだけどねぇ…



「よっ…四組、本田あかりですっ!とっ…隣の…じゅっ…じゃなくて手嶋くんと幼馴染みでっ!中学の時も…南中自転車競技部マネージャーをしてました…頑張って皆さんのサポートしますっ!よろしくお願いしますっ!」



20人近くいる初対面の男の子ばかりの中で話すのなんて緊張する
最後かなり力んじゃったじゃーん…



しかし、一瞬静かになったかと思えば上級生部員、一年生部員からは拍手喝采



「へ?…ふぇっ?」



どの一年生部員の挨拶でもこんなことなかったのに…何なの!?



手嶋「お前、キンチョーし過ぎだろ」



純太はそんな戸惑いを隠しきれない私の頭を撫でる



『いやー、マネージャー争奪戦って激しいからなぁー、ようやく自転車競技部白星だな!』



『しかもバッカ可愛いじゃん、明日サッカー部の連中に自慢しよ』



3年生と思われる人達がそんな会話をしているのを耳にした
…何これ、すっごく恥ずかしいんだけど←
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