• テキストサイズ

Beloved villains 〖ツイステ短編集〗

第5章 リーチ兄弟と3Pするお話



「さぁ充分時間は与えましたよ、ナギさん」
「ねぇ俺もう待つの飽きた〜、クリオネちゃん」


「「どっちがいい?」」

『あ、えーと、........』



なぜこの状態に陥ったのか、遡ること1週間前


「ね〜え〜、クリオネちゃ〜ん、俺と付き合ってよ〜」


いつものように飛びついてきて、私で遊んでいたフロイド先輩は唐突に愛の告白(?)をしてきたのだ


『え、えっと、フロイド先輩、?どういう事ですか........?』


きっと聞き間違い、もしくはフロイド先輩の新しい遊びでからかっているんだと思った


「だ〜か〜ら〜、俺と付き合って欲しいんだって〜。彼女?ってやつになって欲しいの〜!」

........聞き間違いじゃなかった。アズール先輩のオーバーブロット事件からリーチ兄弟には凄くなつかれて、よく話す仲(遊ばれてるだけ)になったとは思っていたけど........。


『........少し、考えさせてください。』


「え〜!?俺今返事ききたいんだけど〜!」


駄々をこねる先輩にすごく困惑してしまう


『と、とにかく!すぐに答えを出せないので待ってくださいっ!!』


「え〜???ん〜、わかったぁ、、」


気分が削がれたのかフロイド先輩はとボトボトと歩いて帰っていく
先輩の告白にすぐに答えを出せないのには理由があった
フロイド先輩のことは好きだ、でも、同じくらい双子のジェイド先輩も好きなのだ。もちろん恋愛的な意味で

2人が好きだって知られたらきっと、最低な女だって思われてしまう。それだけは避けたかった。


『はぁ........どうしよう........』



「ナギさん。こんにちは」


急に声をかけられビクリとする、この声は........


『じ、ジェイド先輩........こ、こんにちは........』


やっぱり、現在進行形で悩みの種であるジェイド先輩だった


「ナギさん、突然なのですが大事なお話があります。」

大事なお話?まさか、フロイド先輩が私に告白してきたのを知っていて、よくもうちの弟をたぶらかしてくれたな?責任とってもらおうか?的なことを言われるのだろうか........

ビクビクしながら口を開く

『な、何でしょう........?』



/ 43ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp