• テキストサイズ

最強のすとぷり学園!!

第2章 手作りお弁当




一時間目にLHRがあった。内容は、全寮制についてだ。


寮用の家は、学校の敷地内にあって、最初から決められたメンバーでシェアハウスをするような形で過ごすことになる。


ご飯は宅配を頼んだり、学校内にあるスーパーで材料を買ったり出来る。


この学校、どうなってんだよ……。


先生が教室の前後にある黒板に、寮の割り当てを貼った。


寮の割り当ては、結構バラバラに組まれてるらしい。さすがに男女別れるらしいが。


「愛奈ちゃん、俺とおんなじだよ!」


「あっ、ホントだね」


莉犬くんが嬉しそうに言ってきた。


貼られた用紙を見ると、な組とる組、遠井さんと同じ寮だった。


まぁ、さとみくんも絶対一緒になると断言してたからなぁ。


必然的に料理担当になるのかぁ。まぁ、楽しそうな毎日になるだろう。


「というか、今日のお弁当ってどうなったの?」


莉犬くんがそう聞いてきた。私は苦笑いを浮かべた。


「ちゃんと、さとみくんとなーくんのお弁当を作ってきたよ」


「おぉ、さすが愛奈ちゃんだね!」


「そうかなぁ?ありがと」


あまり褒められるのは好きではないけど、友達の莉犬くんに言われると無性に嬉しいと思えた。


/ 63ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp