• テキストサイズ

【ヒロアカ】〜復習に囚われた天使〜

第6章 ーある日の放課後ー



入学してから数日が経ち
漸くクラスメイトの皆と打ち解けてきた

そして登下校に関しては基本的に
相澤先生と一緒にしている

ただあの日を境に轟君とも
たまに一緒になるようになった

「これでホームルームは終わりだ」

放課後になり各々が帰る準備をする中
"神無月〜"と寄ってくる上鳴君

『どうしたの?』

「遊び行こうぜ!遊び!」

『遊び…行く!!』

そのお誘いに私は思わず大きな声で
返事してしまいクラス中の注目を浴びる

「何何?上鳴〜神無月と遊び行くのか?」

「私も遊び行くー!」

「いいねいいね!」

言い出しっぺの上鳴君は皆に囲まれ
結局今日行ける人全員で出掛けることとなった

『か、上鳴君…ごめんね』

なんだか落ち込んでいる彼の耳元で
コソッと呟くと顔を真っ赤にしながら
"今度は2人で"と言って笑ってくれた
/ 198ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp